1968年(昭和43年)8月
住宅建設資金融通法が公布される
1968年8月15日、住宅建設資金融通法(1968年立法第131号)が公布されました。
同法は、住宅困窮者に対し、住宅建設に必要な資金を長期かつ低利で融通することを目的としたものです。
『琉球のあゆみ』1968年6月号の「”一世帯一住宅”の実現をめざして 住宅建設資金融通法を立法勧告」は、同法を紹介した記事です。
これまで「低所得者のための公営住宅法(1961年)、都市勤労者のための琉球土地住宅公社法(1966年)を制定し、住生活の改善をはかってきた」としたうえで、住宅建設に必要な資金を長期かつ低利で融通する住宅建設資金融通制度が確立されれば、「政府の住宅施策は、すでにスタートしている公営住宅法、および琉球土地住宅公社とともに三本の柱が整うことになり、住宅事情の改善に大きく寄与する」と述べられています。 |
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『琉球のあゆみ 通巻93号(第11巻5号) 1968年6月号』 |
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