1959年(昭和34年)10月
琉球開発金融公社が設立される

 

1959年10月1日、琉球開発金融公社が設立されました。

 

高等弁務官布令第25号「Establishment of the Ryukyu Development Loan Corporation」に基づくもので、前身の琉球復興金融基金(復金)の資本を引き継ぎました。

 

『今日の琉球』1960年5月号の「復興金融から開発金融へ~琉球開発金融公社について」では、「従来の復金が解消して、新たに琉球開発金融公社が設立された」として、同公社の特徴を説明しています。

そのうえで、「公社資金は単なる援助金ではなく、必ず利子を附して返済しなければならない資金である」ことに注意を喚起しつつ、「今後生産業をおこし、企業の利潤を増大すると共に琉球経済の発展に貢献しようと計画されている方は、どうぞ遠慮なく公社においで下さるようおすすめしたい」と記されています。

今日の琉球 第04巻05号 1960年05月

 

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