検挙・補導された青少年が戦後最悪の数値に

総務局総務課の「法令及び例規に関する書類」から、1960年代半ばの青少年の犯罪・非行に関する文書を紹介します。

 

法令及び例規に関する書類1964年~1966年』(R00000334B)には、青少年の犯罪・非行の増加と、これへの対策をめぐる様々な文書が綴られています。

 

「学生生徒の非行防止の対策について」によると、1964年度に「警察に検挙・補導された非行青少年は6,590人と戦後最高の数字を示し、ことに青少年の刑法犯(触法を含む)が全刑法犯の37%を占めて」いました。

こうした青少年の非行・犯罪に対する対策をまとめた、1964年9月12日付の青少年問題協議会による「1965年度青少年対策要綱について(意見具申)」も綴られています。

ここでは、「集団化、凶悪化、低年齢化」している青少年の非行・犯罪への対策として、「青少年の道義の高揚」、「環境の浄化」、「勤労青少年の福祉増進」などの目標を掲げています。

1960年代半ばに大きな社会問題となった「青少年問題」については、琉球政府の広報誌『琉球のあゆみ』(1966年3月号)にも「青少年の不良化はどうすれば防止できるか」という記事が掲載されています。

 

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