「一日兄さん姉さん」~第11回児童福祉週間

厚生局「児童福祉に関する書類」から、1964年の第11回児童福祉週間中に実施された「一日兄さん姉さん」に関する文書を紹介します。

『児童福祉週間に関する書類 1964年』R00083504B)に、「一日兄さん姉さん実施について」という文書が綴られています。

「一日兄さん姉さん」とは、「児童福祉施設の児童のために一日だけ兄さん姉さんがわりとなり、彼らに明るい希望を与えると共に、この催に参加することにより、児童福祉に対する関心を高め、青年ボランティアを育成する」というものです。

実施方法には、趣旨に賛同する18歳以上の「青年ボランティア」を募集し、オリエンテーションを行ったうえで、施設から児童を受託して園外に出かける「受託組」と、施設を訪問して過ごす「訪問組」とに分かれて、「児童と共にたのしい一日を過ごす」と記されています。

 

実施後に作成された「青少年健全育成月間運動実施報告について(児童福祉週間実施報告)」には、「有志青年男女及び各ヴォランティヤー団体の協力を得て、石嶺児童園、盲ろう学園、整肢療護園、児童相談所は園内で、沖縄実ム学園は百名へ出かけ、それぞれ楽しい一日を過した」とあります。

 

「一日兄さん姉さん」というキャッチーなネーミングのこの取り組みは、子どもたちにとっても、「兄さん姉さん」たちにとっても楽しい行事となったようです。

 

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