1961年(昭和36年)7月
行政府において文書の左横書きが実施される
1961年7月1日から、行政府において文書の左横書きが実施されました。
琉球政府の広報誌『琉球のあゆみ』(1961年7月号)では、左横書き実施のねらいについて、「事務処理の合理化と能率化を図り、行政事務の円滑な運営を期するため」と記されています。
文書の左横書きの実施については、琉球政府発足時から議論されていたとのことで、本土と歩調を合わせるためにも検討が重ねられてきました。
実施にあたって、文書事務を処理するために使用する起案用紙について左横書きのものを新設することや、左横書きの場合のふりがなのつけ方や数字の書き方なども説明されています。 |
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『琉球のあゆみ』 1961年7月号 |