沖縄社会大衆党25年のあゆみ
沖縄社会大衆党文書のシリーズ「社大党大会資料」のなかから、同党の活動がまとめられた文書を紹介します。
『結党25年の歩み 年表抄』(0000074294)は、沖縄社会大衆党が、1950年10月の結成から25年を迎えるにあたって作成された冊子です。
冒頭におかれた「結党二五年の歩みと展望」には、「我が党は、1950年10月31日、ヒユーマニズムを基底とし、個々の利害にとらわれず、住民全体の調和と統合を実現するための国民政党として、また、住民大衆の福祉を希望しつつ、時代の要請する革新的政策を具現する政党として立党」されたとあります。 そして、「この精神に則り」、翌年の第2回党大会において日本復帰を要請する宣言を採択決議し、それ以来、「立党の精神を堅持し、日本復帰の実現、県民の福祉前進のため如何なる苦難にもめげずたゆみない努力を払ってきました」と述べられています。 |
この冊子には、結党大会における「宣言」をはじめ、社会大衆党の25年間のあゆみが年表形式でまとめられています。
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