米海軍軍政府報告書~沖縄戦から戦後まもなくの沖縄

『(0025-001) Ryukyus (Okinawa), April 1945 - July 1946. 琉球沖縄』米国民政府高等弁務官室

The Office of the High Commissioner(高等弁務官室)「Activity Reports of the U.S. Naval Military Government of the Ryukyu Islands, April 1945 – July 1946(米海軍軍政府報告書 1945年4月-1946年7月)」から、米海軍軍政府の報告書を紹介します。

『(0025-001) Ryukyus (Okinawa), April 1945 – July 1946. 琉球 沖縄』は、軍政府副司令官から沖縄海軍基地司令官および軍政長官に宛てられた報告書です。

1945年4月1日から1946年7月1日までの軍政府の活動が報告されているもので、沖縄戦の経緯、人口や農林水産業、美術や宗教、貨幣経済にいたるまで、幅広い項目からなっています。

混乱した状況下での学校教育の復興についても取り上げています。

1946年7月1日時点の統計として、学校が227、教師が3,253人、生徒が108,208人という数が記録されています。

沖縄戦から戦後まもない時期の沖縄社会の様子を伝える貴重な資料です。

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