ペルリ(ペリー)来琉百年祭が行われる

 

1953年5月、ペリー提督の来琉100周年を記念して、米琉親善の各種行事が行われました。

 

「ペルリ百年祭記録」と題された『情報特集』第27号(琉球政府行政主席官房)によると、普天間飛行場での閲兵式、泊湊での親善展覧会、米琉親善体育大会、琉球工芸品展覧会などが行われました。

 

なかでも「最大の行事」とされているのは、5月24日の琉米合同の仮装行列です。

その様子は、「旭橋を出発、参加人員約2万2千名、延々2哩にわたる假装行列と児童の打振る日米両国旗の行列が続き、豪華な親善絵巻を全市にくりひろげた。行進は降りみ降らずみの五月雨に悩まされたが沿道にはGIやアメリカさんを交えて数万の市民が黒山の人垣を造り、空にはポンポンと花火が打揚げられてお祭り気分に景気をそえた」と記されています。

『情報 1952年12月以降』(R00085423B)

 

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資料紹介 > 布告・布令・指令等(5)米琉親善

沖縄県公文書館 > あの日の沖縄 > 1950年5月26日 「琉米親善の日」制定

 

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