戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年12月03日 
(昭和23年)
会議名
軍民連絡会議 1948年12月3日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔海運課設置の件・民政府機構〕

  十二月三日(金)午後二時半
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長(通)、富名腰課長。
  軍政府 フライマス氏、吉弘女史。
諮詢事項
 軍政府
  八重山に視察に行った一行から知事宛の電報。八重山移住を送る為め視察に行った。金一五、〇〇〇円送られたし。
  交通事故。
  十二月六日(月)午後一時半から知事室で知事に会いたいとの事、海運隊長LRSCHINAJ中佐からの伝言。海運課長を立会せられたいと。
  要件は琉球列島海運部に委員を置くか、民政府に海運課を設くべきか。
  共進組は軍民政府孰れに属するか。
 志喜屋知事
  民政府に海運課を置きたい。
 軍政府
  私見として各政府に海運課を置き、各政府から代表者を送る。海運部長と会談されたい。
 ◎国際連合へ提出すべき調査書は出来たか。
 志喜屋知事
  民政府の機構に曖昧の点があるから之を訊したい。
  復興費によって不正確な所がある。
 軍政府
  グリーン大佐に話しておく。私見としては賛成である。
  グリーン大佐としても知事の配下に置きたいと。
 志喜屋知事
  特別売店が出来なければ善後処置を講ぜられたい。
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