戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年07月16日 
(昭和23年)
会議名
部長会議 1948年7月16日 目録詳細 画像を見る
議事録
部長会議〔市町村制布告・官制・漆輸入禁止〕

  七月十六日(金)午前十時
  出 席 志喜屋知事、島袋官房長、大宜見、當銘、粟國(通)、柴田(工務)、仲宗根(総)、富名腰、桑江(開)、石橋、仲泊、宮里、仲村、前門、山城、山城(補給)各部長及代理。
協議事項
 島袋官房長
  軍連報告。
  全琉球経済会議の開催の件。
  市町村制は知事から布告する。罰則については軍から指令を発す。
  民選議員選挙法は八月九日迄で提出せよと。
  毎月の月報は定期通り出せと。
  職員の特別給与について。
 志喜屋知事
  當間経済部長を紹介す。
 島袋官房長
  那覇・嘉手納間のガソリンパイプ付近の立退きにつき。
 仲宗根課長(総)
  那覇市場、安謝の八軒、浦添は立退きのことである。住民の移動立退の件について副長官から指令を発せられたい。
 島袋官房長
  デリー沖縄の引継ぎの件。
  財産管理課を設置せよと。予算一二五、〇〇〇円と。
  民政府の車両管理のため車両課を設置したいと。
 大宜見部長
  陸運課の性格をはっきりさせたい。
 島袋官房長
  八月十五日頃全琉球経済会議開催。
  漆の輸出はマック司令部で禁止してあると。
 大宜見部長
  職員の傷害賠償の件。百七十万一千円余の予算で四万七千人分としてある。去年の四月以降の公務傷害者を調査されたい。
 島袋官房長
  上原朝久氏が官公吏の扶助料を作りたいと。
 大宜見部長
  御断りしたい。
 當間部長
  お断りしたい。
 當銘部長
  台湾帰還者所持金交換の件の陳情に対する回答を朗読す(リース財政部長よりの回答文)。交換は困難の様である。
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