戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年11月06日 
(昭和21年)
会議名
軍民連絡会議 1946年11月6日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議 〔甘藷・通貨〕

  十一月六日(水)午前十時
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長。
  軍政府 ウイルソン中佐。
諮詢事項
 志喜屋知事
  スポイルの件は如何なって居ますか。
 軍政府
  一応協議して書類まで出来たが一人の反対者が居て又協議をやらなければならない。
 志喜屋知事
  軍政府から指令を出したら民政府は実行します。
 軍政府
  臨時の措置を取ることにしませう。
 志喜屋知事
  甘藷の値段は暫定相場と同様(卸三〇銭、小売三三銭)に決定しましたが、或期間自由販売もやったらとの意見も出て居るが。
 軍政府
  藷の自由販売には賛成出来ない。
  藷の値段を上げることは研究を要す。値段を上げると労銀も上げよと来る。最低給料者の生活を根底とすべきである。
  乾燥機で貯蔵する。
  奨励して生産意欲を起すのもよいが而し将来は税制も施かれて自活の出来る様にしなければならない。
 軍政府
  通貨を日本・沖縄・マニラを別々にすることには何度も願ったが駄目である。
  闇売買を取締る方法として、
   一、通貨を特別にすること。
   二、食糧品の貯蔵出来る工夫を考へること。
   三、M・P及びC・Pの協力取締をなすこと。
 志喜屋知事
  藷の臨時措置延期方を乞ふ。
 軍政府
  定量(五八万斤)に達する迄で延期してよい。
 志喜屋知事
  台湾からの帰還者の紙幣交換方をお願ひします。
 軍政府
  護得久部長からも話があった。
 志喜屋知事
  日本に在る郵貯・預金・保険等は取り得るや否や。
 軍政府
  預貯金の人名・局名・金額等を具体的に作製する様にせよ。
  ホーイ大尉がマック司令部に行って調査して見る。
 志喜屋知事
  恩給等も如何なるか。
 軍政府
  問合せて見る。
  クリスマスカードを早く持たす様にと安谷屋部長へ伝へられたい。
  与那原と那覇のライカムが煉瓦を買ったが代金は取ったか否か。
 ◎安富祖に在るセメント工場は移転したが仕事が済み次第完全のまゝ返へす約束になって居る。
 ◎パイプの必要な時は私(ウイルソン中佐)に話せば世話して上げる。
  泡瀬工作隊の賃銀は支払った。
  土曜日ハウス中佐が大東に行くことになって居る。
上へ戻る