戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年06月06日 
(昭和21年)
会議名
軍民連絡会議 1946年6月6日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔ジープ・指摘事項等〕

  六月六日(木)午後二時
  出 席 志喜屋知事、又吉・仲村両部長。
  軍政府 ワトキンス少佐。
諮詢事項
 軍政府
  喜舎場のコンセットは陸軍から未だ払下げになって居ない。
  ジープは研究中である。
  陸海軍の意見がジープについて一致して居ない。
  糸満の軍倉庫の盗難事件の取調べは如何なったか。
 仲村部長
  其覚へはない。
 軍政府
  先島との船の連絡を勝連のC・Pと取って商務と連絡したら如何。
 志喜屋知事
  其ために明日前原地区南風原分署の大村警部補が来ます。
 軍政府
  石川市衛生課で毎月デーゼル一五〇鑵、DDTOを混じたのが七二鑵を取って居るがどんなに使用して居るか。
  仲村部長の所で調査して見る。
  松岡部長のジープ等は知事の責任であって松岡部長は保管者たることをはっきりして置く。
  管理者は知事に代ってサインも出来るし、車の配置の方面は管理者が勝手にしてはならない。
  知事でやるべきである。
  知事が調整すべきである。
  泡瀬の塩製造所、前原の瓦工場が車を取上げたが。
  安富祖の工場から油を取上げた。
  塩屋に於てトラブルが起って居る。
  せんばんを取上げた。
 ◎保管者が勝手にやってはいけないから知事の方で調整をやって貰いたい。
  一部長と一部長との意見の相違を直接軍政府に持ち込まない様にした方がよいとの注意。
 ◎一部長が係将校と話す時民政府の内部をさらけ出す様なことを云ってはいけない。
 ◎管理者たる者はどこまでやるべきであるかをはっきりさせて貰いたい。
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