戦後初期会議録

組織名
沖縄諮詢会
開催日
1946年04月16日 
(昭和21年)
会議名
諮詢会協議会 1946年4月16日 目録詳細 画像を見る
議事録
諮詢会協議会 〔労務・県会・物価〕

  四月十六日(火)午前十時三十分。
  出席  志喜屋、當銘、平田、安谷屋、大宜見の諸委員。
  公用他出 比嘉、糸数、護得久、又吉、前門、當山、松岡、仲宗根、山城、玉城、仲村の諸委員。
協議事項
 一、労務部職業能力調査規定案の審議(別紙印刷物配布)
 一、民需労務雇用規定審議の件(別紙印刷物配布)。
 安谷屋委員
  民需雇用労働時間をもー一度研究したら如何。
 大宜見委員
  午前の休憩時間を十分にして午后を二十分にしたら如何。
 安谷屋委員
  残業時間の制限はなきや否や。
 西平書記
  企業の発達によって此の規程は改正さるべきと思ふ。
 松岡委員
  午前八時より午后五時迄でを労働時間とす。但し休憩を含む。
  時間増は三十分は一時間にと三十分増。

  (午后二時)
  出席  志喜屋、山城、仲宗根、糸数、當銘、玉城、安谷屋、又吉、大宜見の諸委員。
  公用他出 仲村、平田、松岡、前門、護得久、比嘉、當山の諸委員。
協議事項
 仲宗根委員
  本日食堂に於て元県会議員の協議事項報告。
  一、県会は総選挙を希望するが、
  二、総選挙が出来ない場合は延長を願ふ事。
  三、行政機関と議員とは兼務出来ない事。
  四、元の町村議員は現住地の町村議員たる事を認める事。
  五、補欠の場合は村議は村議で、県議は県議で人選する事。
   以上。
 糸数委員
  六月一日から実施される物価につき説明す(別紙物価による)。
  昭和十二年の物価と米価との比率を取った。
  現在米価一升一円三十五銭を基準として決定した。
 全委員
  異議なし。
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