- 組織名
- 琉球臨時中央政府立法院
- 開催日
- 1951年12月29日
(昭和26年)
- 会議名
- 第1回立法院本会議 1951年12月29日
- 議事録
- 第一回立法院本会議会議録
第八十二日目
一九五一年十二月二十九日(土曜日)午前十時四十分開議
議事日程
一、統計法、統計局設置法(第三読会)
二、船舶の登録、検査運航に関する証明書、海技試験並びに免許証の交付手数料徴収法について(メッセージ第三十二号)
○議長(泉 有平君) 本会議を開きます。
議題には統計法と統計局設置法であります。両案とも軍との調整の段階にあった所、軍のそれに対する最後の決定通知がありましたので、三読会に入りたいと思います。
その前に軍からの回答文を朗読致します。
(書記長川畑秀志君「軍の回答文」朗読)
○議長(泉 有平君) 二読会で逐条審議を行った訳ですが、その審議の結果を軍の方でも全面的に異議ないということですから、本院でも両案を一括して議決したいと思います。
○城間盛善君 統計法も統計局設置法も委員会で審議の上更に本会議でも、一読会、二読会と慎重審議の結果、民政官に於ても支障なしという意志表示をしていますし、原案のまま可決することに賛成致します。
○議長(泉 有平君) 本案は全会一致で可決したものとして行政主席に送附致します。
ついでメッセージ第三十二号が来ていますので、一応これを取上げて相談したいと思います。
(事務局長比嘉良男君「メッセージ第三十二号」朗読)
○議長(泉 有平君) 法案の取扱い方は運輸通信委員会の方で検討していただく事にしたいですがどうですか。
○吉元榮光君 この前の全員協議会でルイス書簡以外のものは一応保留して、各局設置法から先にやるということになっているんじゃないですか。
○議長(泉 有平君) ルイス准将から云って来たものは何ですがその他のもので期間内に出来なければ審議未了という形で扱われるというのです。従って委員会で検討して審議未了という形に落ち着くと思います。それでこの処理は運輸通信委員会の方でやった方がいいんじゃないですか。言い換えれば議長の所で取扱うか或は委員会で扱うかという方法の問題ですがね。ちょっと休憩致します。
(午前十時四十七分休憩)
(午前十一時十六分再開)
○議長(泉 有平君) 再開致します。いろいろ協議しました結果、本メッセージ第三十二号は附箋をつけて主席に送り返すことに致します。今日の本会議はこれで終ります。
(午前十一時十七分閉議)
本日の出席者
議 長 泉 有平君
参 議 松田 賀哲君
〃 與儀 達敏君
〃 城間 盛善君
〃 冨名腰尚武君
〃 吉元 榮光君
〃 大濱 國浩君
〃 田畑 守雄君
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