- 組織名
- 琉球臨時中央政府立法院
- 開催日
- 1951年10月03日
(昭和26年)
- 会議名
- 第1回立法院本会議 1951年10月3日
- 議事録
- 第一回立法院本会議会議録
第五十日目
一九五一年十月三日(水曜日)
午前十一時三十分開議
議事日程
一、自動車税法制定について
(主席メッセージ第二十号)
○仮議長(松田賀哲君) これから本会議を開きます。
議題に移る前に御報告を申上げます。
先に金融委員会設置について行政主席のメッセージが来ておりましたが、向うの都合によってそれが撤回されることになりまして一九五一年九月十三日附主席メッセージ第十九号でその旨いって来ておりますので読んで見ます。
(仮議長「主席メッセージ第十九号」朗読)
それからもう一つ、同じくメッセージの撤回でありまして、それはメッセージの撤回ではありますが独立した公文として来ているのではありません。それを朗読致します。
(仮議長「主席メッセージ第二十号」朗読)
この文の後段でありまして、それは去る八月七日附のメッセージ第十四号として「自動車輸入税法制定について」というのが来ておりまして、我々それについて研究をして来たのでありますが、今度その自動車輸入税法制定についてのメッセージは撤回するとこういって来ております。
以上御報告を致します。
次に今日の本会議の議題でありますが、それは今読上げました、自動車税法制定についてであります。琉球臨時中央政府租税として自動車税法を制定する必要を認めますので立法院の議決を求めますと、こう来ております。添付書類として向うから草案が来ております。これはどう致しませうか。その係りの委員会に附託して研究して若し発議されるならして貰うという風にしますか。
○城間盛善君 いいでせう。
○仮議長(松田賀哲君) それでよろしうございますか。それでは與儀参議にお願いします。
○與儀達敏君 財政金融委員会は冨名腰さんも祷さんもお見えになっておりますから、そこでやったらどうですか。
○仮議長(松田賀哲君) 冨名腰さんもずっと留守しておられたし、事情がよくお分りにならんし、祷さんも毎日出て来られる程までには御回復になっておられんのですから、財政金融商工委員会の委員長にお願いしたいと思います。外にありませんか。なければこれで散会致します。
(午前十一時四十分散会)
出席者
仮議長 松田 賀哲君
参 議 與儀 達敏君
参 議 城間 盛善君
〃 大濱 國浩君
〃 祷 清二君
〃 吉元 榮光君
〃 田畑 守雄君
上へ戻る