戦後初期会議録

組織名
琉球臨時中央政府立法院
開催日
1951年07月06日 
(昭和26年)
会議名
立法院本会議 1951年7月6日
議事録
立法院本会議会議録
        第三十二日目

 一九五一年七月六日(金曜日)
 午前十時四十五分

議事日程
 一、メッセージ第三号について

○仮議長(松田賀哲君) ではこれから本会議を開きます。今日は主席の方から七月二日附けでメッセージが来ております。それを読みます。
  (琉球臨時中央政府行政主席比嘉秀平君から立法院に宛てた首題「メッセージ第三号について」を仮議長松田賀哲君朗読)
○仮議長(松田賀哲君) 比嘉主席から来ているわけであります。でその別紙の文書というのがお手元に差上げてあります。この主題は「中央政府設立計画について立法院に対する勧告」というものになっていますが主席の方もそれの研究を進めてもらいたいと云う風になっていますのでこれからそれをやろうと思いますがどう云う風に致しましょうか。一応この文書を読んで各参議から質問なり何なりをやることにしますか。それとも委員会に附託することにしましょうか。
○城間盛善君 一応読んでわれわれも研究してみてその結果疑問があると思う。そして月曜日にセーハンが来て説明するそうですからその説明を聞いた上で質問してどうするか決めたら…。
○仮議長(松田賀哲君) 委員会附託かどうかもその後でやる訳ですね。
○城間盛善君 一応全部で研究する必要があると思うですね。
○仮議長(松田賀哲君) それでよろしいですか。
  (「異議なし」の声あり)
○仮議長(松田賀哲君) では読んで下さい。
  (立法院事務局職員大城判君朗読)
○仮議長(松田賀哲君) ここで全体について疑問なり質問なりを研究することにしますか。それとも各項目別に行きますか。
 まず一、二、三、四とありますが一、二に限ってやってそれから三とやりますか。
○城間盛善君 よろしいでしょう。
○仮議長(松田賀哲君) ではまず一、二をやりましょうね。協議会に移します。
  (午前十時五十五分より午後零時二分まで協議会)
○仮議長(松田賀哲君) 再開します。この問題については月曜日の午前セーハン博士と懇談して疑問なり質問なりをお聴きすることにして今日はこれで閉会します。
  (午後零時三分閉議)

  本日の出席者
   仮議長  松田 賀哲君
   参 議  與儀 達敏君
    〃   城間 盛善君
    〃   大濱 國浩君
    〃   吉元 榮光君
    〃   嘉陽 安春君
    〃   田畑 守雄君
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