- 組織名
- 沖縄諮詢会
- 開催日
- 1945年10月26日
(昭和20年)
- 会議名
- 諮詢会協議会 1945年10月26日
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- 議事録
- 諮詢会協議会 〔人事・他〕
十月二十六日(金)午前十時。
出席 志喜屋、又吉、護得久、前門、平田、大宜見、仲宗根、知花、仲村、比嘉、松岡、安谷屋、當山、糸数の諸委員。
公用他出 山城委員。
協議事項
委員長
書記及事務採用の件。
一、各部の書記及事務員採用については各部長に一任したらよいと思ふが。
一、各部長は書記及事務員の将来まで責任を見る考へでやられて欲しい。
一、各部の書記数は各部長に一任す。
一、文教部の校長は文教部に一任す。
一、保安部の署長も保安部に一任す。
以上の件につき全委員異議なし。
委員長
比嘉正之氏夫妻採用の件。
當山委員
私より既に招聘通知発す。
委員
平安座市長より水産課を別個に置いたら如何と。
大宜見委員
別個に置いたらよい。
前門委員
独立させたらよいと思ふ。
當山委員
課長を其の道に造詣の深い人を置いたら如何?
糸数委員
緊急な課なら機構を考へず別個に置いたら如何?
機構に拘はる必要はないと思ふが。
又吉委員
単純化も必要だが而し実情に即して独立課もよいではないか。
大宜見委員
必要に応じて或地区は別個に置いたら如何?
委員長
地方の事情に即して課を兼務したら如何と云ふ事であった。
決定した案とせず軍政府に了解求めたら如何でせうか。
仲宗根委員
簡素化を主としたが只主任としてやっても仕事に不充分の所もあるから地区の事情によって水産課を置いたら如何と。
仲村委員
石川市の署長を推薦してくれとバークマン隊長から話があるが他地区からはいけないで在石川でなければならないと。故に幸地長恵氏を署長に推薦したが如何と。
全委員賛成。
午后は松岡氏より産業方面に関し軍政府(ローレンス大尉)の質問報告ありたり。
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