- 組織名
- 沖縄諮詢会
- 開催日
- 1945年10月10日
(昭和20年)
- 会議名
- 諮詢会協議会 1945年10月10日
目録詳細 画像を見る
- 議事録
- 諮詢会協議会 〔教育〕
十月十日(水)午前十時。
出席 志喜屋、又吉、仲宗根、當山、仲村、平田、知花、糸数、山城、安谷屋、前門、大宜見、松岡。
公用他出 護得久。
協議事項及伝達事項。
伝達事項。
志喜屋委員長
コールドエール氏から二回程注意がありました。
1、郷里や地方に帰へったら政治上の内容について語ってはならぬ。
2、専門部員呼寄に行く人も呼寄せする内容を話してはならぬ。
3、委員が地方に出張して宿泊することは出来ぬ。
山城文教部長
昨九日の専門部員の協議事項を報告す。
報告事項
一、教育の方針。
二、教育機関。
三、学校系統。
四、行政機構。
五、教科及科目。
六、教科書編修。
七、教員の任命。
八、教員の待遇。
九、教員養成。
十、設備。
十一、其他。
学校系統。
{計画案 {実施案 {義務教育
大学―専門学校――高等学校―初等学校
初等学校令
初等学校令施行規則
初等学校教科書編纂方針
以上。
各部専門部員に提出すべき議案は予め諮詢会に於て審議したる上当該部門会に提示すること。
通信部
協議事項
平田通信部長より次の事項につき説明す。
A、通信運輸部事業の範囲。
1、郵便、電信、電話、為替貯金、保険年金、放送事業。
2、運輸事業
B、郵便局の制度。
1、各市役所々在地に郵便局を設置す。
2、其他必要の場所に分局を設置す。
C、為替貯金取扱の理由。
1、従来の慣例。
2、一般民衆の利便を計る。
3、人的・物的資源の節約により増収を計る。
4、資金運用の円滑化。
D、運輸事業を必要とする理由。
1、従来の慣例。
2、通信運輸の迅速確実を期す。
3、人的・物的の資源により増収を計る。
4、資金運用の円滑化。
上へ戻る