- 組織名
- 沖縄諮詢会
- 開催日
- 1945年10月02日
(昭和20年)
- 会議名
- 伝達事項 1945年10月2日
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- 議事録
- 伝達事項
十月二日(火)午前十一時。
出席 志喜屋、又吉、松岡、平田の諸委員。
軍政府
諮詢会に伝達すべき事項。
記
一、諮詢委員も石川市民の一員であるから配給に於てはかく心得たし。
衣食住に於て一般同様なることを心得たし。
一、諮詢会協議会は三個所に於て開催しある様だが協議会のあること及び如何なる事を会議したかを毎週定期の日に報告して貰いたい。
右報告文には英訳文も添付し得る様英訳の出来る書記も置かれたし。
石川には照屋婦人もある由注意す。
志喜屋委員より比嘉秀平、外間政章両氏につき採用する旨付加せり。
各部に於ける協議、決議せし事項は軍政府の許可を得て各市に報告すること。
一、石川市近郊に官吏の住宅、官衙を建設する予定であるが諮詢会の意見如何に対し、賛意を表した。
工事監督は沖縄人を採用したいが出来るや否やに対し出来ると快諾をした。
本日、ハナ大尉とハセ中尉が具志川に行って其敷地を調査し近く同地に教員養成所を建てようと思ふ。
更に具志川の外石川付近に適当な場所あるかの問に対し、字伊波、山城を調査せられては如何とに。
一、軍政府が此頃組織を変へ主脳部、モーレー大佐、助役大佐、行政部長少佐、其の下に工務部、資材部、民事部を置く。
民事部長(モードック中佐)。
民事部―政治、保安、法律、教育、文化、財務、産業(商工・農務・水産)、通信を掌り数名の将校が協力して部長を補佐す。
モードック中佐の秘書はストリート少佐。
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