戦後初期会議録

組織名
沖縄諮詢会
開催日
1945年09月16日 
(昭和20年)
会議名
諮詢会協議会 1945年9月16日 目録詳細 画像を見る
議事録
諮詢会協議会 〔選挙〕

 九月十六日(日)午前八時。
 出席 志喜屋、又吉、護得久、安谷屋、大宜見、知花、山城、當山、仲宗根、仲村、比嘉、平田の諸委員。
 公用他出 松岡、前門、糸数の諸委員。
選挙につき打合。
 當山委員
  推薦者が同志の家を持廻る。
  選挙演舌会は十八、十九の両日、本人と五人以内。
  午后五時~仝七時半迄。
  文化部として十七日午后五時~仝七時半まで各区に於て啓蒙講演を催して貰ひたい。
 又吉委員
  石川は本日催しては如何。
 大宜見委員
  軍政府に投票時間につき考慮して貰ひたい。
 十八日(火)啓蒙運動。
  田井等方面(又吉、仲宗根、大宜見の三委員)
  瀬嵩方面(平田、比嘉、安谷屋の三委員)
  知念方面(護得久、山城、知花の三委員)
 各地区に注意すべき事項
  1、投票用紙の使用及引渡し。
  2、二折にして投票箱に入れよ。
  3、候補者の言論を注意すること。
  4、自己独善的言論を取締る。
  5、市議全体として協力による改善をしてやる言論は許してよし。
  6、己のみの力に依て民衆の利益を計り得るが如き言論は禁ず。原則として検挙す。
  7、無投票選挙を避く。
 仲宗根委員
  辺土名地区は隊長の命令で議員定数を打ち壊して二十人を二十五人にしてある。之を如何にするか。
 十七日(月)軍政府との協議会は十八日(火)に延期す。
 辺土名地区で選挙法に従はず二十五人の市議を選出した時は無効と見る。
 軍政府から該地区に同一条件の元に行はれなければ取消と。
 十七日石川市に於て啓蒙運動講演会。
  仲宗根、比嘉、當山の三委員。
 協議中途、松岡、糸数、前門の三委員、平安座より帰局。
 午后二時開会。
  出席 志喜屋、又吉、仲宗根、前門、知花、平田、糸数、大宜見、仲村、護得久、松岡、安谷屋、當山、諸委員。
 平安座の選挙に対する報告。
  前門、松岡、糸数の三委員より報告す。
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