- 組織名
- 沖縄諮詢会
- 開催日
- 1946年02月14日
(昭和21年)
- 会議名
- 諮詢会協議会 1946年2月14日
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- 議事録
- 諮詢会協議会 〔土地認定法・刑務所・木材〕
二月十四日(木)午后一時。
出席 志喜屋、又吉、前門、仲宗根、比嘉、糸数、當山、平田、安谷屋、山城、護得久の諸委員。比嘉委員所用のため退出(前原へ出張)。
公用他出 大宜見(名護病院へ)、仲村(伊波の警察本部)、松岡の三委員。
病欠 知花委員。
一、東京から帰へって来た新城吉太郎氏より日本の事情を聴取す(約一時間)。
協議事項
又吉委員
土地認定法につき御意見を伺ひたい。
農務で案文した中央土地認定委員が省略されて居るが如何にしますか。
挿入しませうか。
全委員
挿入する事に異議なし。
志喜屋委員長
刑務所の件。
憲兵司令官から仲村委員へ、当分仲村委員が刑務所を見る様にとの話があったさうですから仲村委員に見て貰ふ事にしませう。
前門委員と仲村委員は協議して明日軍政府に回答する様にして貰いたい。
刑務所長も然り。
伊是名の新旧村長の件は旧村長と同道今一度来る様にと答へて置いた。
仲宗根委員
木材関係の小委員会報告の件。
農務、工務、教育、社会事業の四部。
松岡委員曰く、軍政府は木材輸出中止につき強硬意見を以て米国中央政府に打電したとの事だから其の結果を見て後陳情したら如何との事であった。
沖縄の木材は小さいから能率も挙がらないだらうと。
志喜屋委員長
明日軍政府(ワッキンス少佐)に何と云ふか。
仲宗根委員
此所から積極的に話さないで軍政府が聴いたら研究中なる事を話しませう。
今朝の経済小委員会の報告。
明日ローレンス少佐に質問すべき件を協議した。
即ち、賃銀、俸給は決定したが而し物価を研究して見よとの事であったから其件をローレンス少佐に質す事にする。
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