- 組織名
- 沖縄諮詢会
- 開催日
- 1946年01月07日
(昭和21年)
- 会議名
- 諮詢会協議会 1946年1月7日
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- 議事録
- 諮詢会協議会 〔俸給表・地区視察〕
一月七日(月)午前九時半。
出席 又吉、松岡、護得久、前門、平田、大宜見、仲宗根、當山、糸数、比嘉の諸委員。
公用他出 志喜屋委員長、仲村、山城、安谷屋の諸委員。
病欠 知花委員。
協議事項
各役職員の俸給査定に関する件。
護得久委員
此の俸給表によると銀行の俸給額は高いが而し今日までの賞与と合算すれば俸給額のみ比較すれば少くて困るが如何にするか。
糸数委員
戦前の銀行は営利であったが而し今度は軍政府の下に国立銀行が設立されると思ふから俸給は一様に行ったら如何。
大宜見委員
生活を最低と見ての立案であるから其御意志で審議やってもらいたい。
護得久委員
支店長を(9)(10)(11)の三段階に作って貰いたい。
全委員
賛成し俸給表を訂正す。
又吉委員
俸給額を此表に当嵌める方法は如何にするか。
糸数委員
各部からの案を総務に提出し、総務は之を検討して若し疑義の点ある時は其部の部長と相談されたら如何。
全委員
賛成す。
又吉委員
軍政府への提出方は延期する様に御願しませう。
(慎重な態度を以て審議するため)
俸給案は明八日午前八時迄で総務部に提出する事。
(午后二時)
出席 志喜屋、松岡、又吉、山城、糸数、當山、仲村、護得久、比嘉、平田、仲宗根、前門、大宜見。
公用他出 安谷屋委員。 病欠 知花委員。
軍政府 ワッキンス少佐。
協議事項
軍政府
将来構成すべき各村の視察は一応予め又吉委員を主として外の委員と視察した後又軍政府側と共に視察をしたら如何。
又吉委員
それでよい。
軍政府
沖縄出身の貴族院及衆議院両議員は誰々ですか。
松岡委員
貴族院議員は伊江朝助男、當間重民氏であり、衆議院議員は、伊礼肇、崎山嗣朝、漢那憲和、仲井間宗一、桃原茂太五氏であって皆東京に居る。
軍政府
昨日私(ワッキンス少佐)は辺土名迄で行ったが其時該地区の憲兵に、諮詢会の車が通過する場合は通過方よろしく頼むと依頼して来たから将来は無事通過する事が出来るでせう。
志喜屋委員長
学校職員は石川と学校との往復を諮詢会の車に御願ひしたいですが。
軍政府
使用してもよろしい。
火、木の両日は諮詢会で用務のある場合は使用してよい。
通行証明を付与する。
又吉委員
明八日の南部方面の視察は、又吉、護得久、山城、仲村の四委員である。
軍政府
来る金曜日には委員の撮影をしたい。
志喜屋委員長
その時は全委員揃ひますから。
軍政府
其時は正二時に始めますから。
ハナ大尉、私(ワッキンス少佐)及護得久委員と三人で首里の古跡に標識を立てたい。
仲宗根委員
十一、十二月中に配給せし各市の主要衣料品調査を表を示し説明す。
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