戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1949年05月06日 
(昭和24年)
会議名
部長会議 1949年5月6日 目録詳細 画像を見る
議事録
部長会議〔職員住宅・予算〕

  五月六日(金)午前九時
  出 席 志喜屋知事、平田、山城、柴田、又吉、前門、仲村、比嘉、安次富、島袋、富名腰、護得久、大宜見(財)、当間、大宜見、嘉陽の各部長及課長。
協議事項
 富名腰課長
  那覇移転(軍民政府)の報告。
 當間部長
  八重山移住に関する協議会。
  八重山・沖縄意見一致す。沖縄の希望条件を入れる。仕事は開拓庁が一元的に行ふ。
 大宜見部長
  移民の主管部は何処にするか。
 志喜屋知事
  総務部に決定しませう。
 比嘉局長
  軍連報告。
  ローヤル長官から知事へ御礼状が参った。
  ミラー中佐が各部巡視したが、出勤時が守られて居ないと。
  伊江島の五月分の配給は50%配給すると。
  市町村議員よりの陳情を取次いだら理由を記せと。
  公営バス料金値上げ許可。
  政党を報告せよと。
  工務部を知事下に置く書類を提出す。
 山城部長
  職員住宅は個人では出来ない。
  自宅敷地は民政府で纒めて交渉されたい。
  住宅を先に作って貰いたい。
 大宜見部長
  職員の住宅敷地の区域を定めたい。那覇近郊に作ること。区域外に居る者は辞められたい。
  建物は強く早く建てられたい。
  合宿所も設置されたい。
 比嘉局長
  建物や敷地については工務部を入れて委員会を設けて計画されたい。
 島袋官房長
  土地調査(住宅敷地)は総務部。
  移転軒数は人事課で調査す。
 護得久部長
  予算に関する件。一億四千万円であったが、軍から一億一千一百万円にやられ、予備費は三千八百万円。計一億四千九百万円である。歳入は一億四千二百万円余り。
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