戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1949年03月01日 
(昭和24年)
会議名
軍民連絡会議 1949年3月1日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔選挙運動〕

  三月一日(火)午後二時半
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長(通)、富名腰課長。
 軍政府 フライマス氏、吉弘女史、Wright氏(マチウス大尉後任)。
諮詢事項
 軍政府
  交通事故。
  前門部長から四知事宛に市町村制訂正方の陳情が出て居るが、知事の副申を添へて提出せよと、返戻さる。
 ◎選挙運動が先日及今月に首里・那覇・糸満・石川方面でやって居るが、どんなことを話して居るか御存知であるか、報告を取って置かれたい。別に翻訳しなくてもよい。
  尚、物価値〔上〕げの時の市民大会等の演説も報告されたい。
 ◎三月四日迄に提出されたい。
 ◎若し政党等がバックした場合は軍民知っておく必要がある。
 ◎石川市のダムを繞る土地の件につき、仲宗根総務課長で実地に調査されたい。
 志喜屋知事
  那覇元積徳女学校跡のカンパンの通路を閉ぢて正門から通路をさせたい。
 ◎ミード様の話であるさうだが、三月十五日に予期しない朗報があるだらうと云はれて居るさうだが。
 軍政府
  全然そんな話は聞いて居ない。
 志喜屋知事
  米国から教員二人は派遣出来るとのことであるが。
 軍政府
  文教隊長に山城部長から連絡を取らした方がよいでせう。
 志喜屋知事
  米国に居る和才様からひめゆり塔の維持費として十弗送金してありますが。

 三月二日(水)
沖縄議員辞表提出
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