戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1949年02月18日 
(昭和24年)
会議名
定例部長会議 1949年2月18日 目録詳細 画像を見る
議事録
定例部長会議〔家族手当・日本留学生〕

  二月十八日(金)午前九時
  出 席 志喜屋知事、島袋、平田、比嘉、高嶺(警)、池原(衛)、富名腰、当間、山城、石嶺(司)、又吉、比嘉(財)、安里(人事課長)、各部長及代理。
協議事項
 安里課長
  俸給及家族手当につき。
  家族手当の件。
  妻二五〇円、十八歳未満一八〇円、六十歳以上一八〇円。職員七〇二〇人、内家庭五〇〇〇人、家族五万人余り。
 比嘉局長
  アクトン中佐の話。俸給の三倍はよい。家族手当は指令の来る迄で支出するな。
  手当は家族一人につきての生活費と俸給とを表にして月曜日迄で提出せよと。
  酒税は其月末迄に納付せよと。
 島袋官房長
  沖縄の休日につき削除すべき点。
  軍連報告。
  日本留学生許可の件。
  過去二ヶ年に建築した家屋の立退の件九〇日間留保。
  軍労務欠勤勝の件。
  写真機持参者は警察で登録せよと。
  貧困者に対する配給の件。
  知事より。
  みなと村の給料の件。
  一般住民の米物資値上げに対する陳情の件。
  マーチン中佐との連絡。
  弗支払は既に実施。
  救済配給は二月中は困難であるが何等かの方法を取ると。
  大島に火事のあったことを訊す。
 山城部長
  日本留学生許可報告。七十八人(全琉球より)。
  沖縄に於ける学校寄宿舎費の件。
  米物資は一日四円の生活費。
  在日学生への送金の件。
 又吉部長
  昨日の市町村長会報告。
  物価値上げに関する陳情。
  市町村財政確立の件。
  文教部の件。
上へ戻る