戦後初期会議録

組織名

沖縄民政府

開催日

1948年11月19日　
（昭和23年）

会議名

軍民連絡会議　1948年11月19日 目録詳細 画像を見る

議事録

軍民連絡会議〔東恩納博物館付近の解禁〕

　　十一月十九日（金）午後二時半
　　出　席　志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長（通）、富名腰課長。
　　軍政府　マチウス大尉、吉弘女史。
諮詢事項
　軍政府
　　久高氏の海運業の申請につき全琉球の民政府の代表が行って居るから差支へないと思ふが。
　志喜屋知事
　　各民政府から代表者が加って居るか否かを調査して見ます。
　軍政府
　　請負制度の書類。
　　交通事故。
　　慶良間列島の補給物資の調査は出来ましたか。
　　東恩納の博物館の付近を解禁した書類はないが。
　又吉部長
　　解禁とも何ともないから解禁を願ひます。
　志喜屋知事
　　軍の緊縮方針が琉銀に報告して民政府も琉銀から知ったが、同時にも斯る報告をして貰いたい。
　◎屋嘉の護岸の石垣を壊して比島兵が砂を取って居るとのことであるから、壊させない様に願ひます。
　軍政府
　　調査して見る。
　志喜屋知事
　　財政管理課のリンベー氏が民土地課に財政部から車を貸せとのことであるが、財政部では出来ないと云って居るが。
　軍政府
　　輸送隊長と相談して見る。
　志喜屋知事
　　普天間に在る軍の車から部分品を取らして貰いたい。
　◎那覇の作業隊が午後八時頃御飯を与へよと押問答したとのことがあるから報告します。