戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年11月19日 
(昭和23年)
会議名
部長会議 1948年11月19日 目録詳細 画像を見る
議事録
部長会議〔社会事業部独立・酒造指令〕

  十一月十九日(金)午前十時
  出 席 志喜屋知事、島袋、山城、平田、仲村、當間、当銘、又吉、池原(公衛)、比嘉、宮里、伊藝(工務)、富名腰、前門の各部長及代理。
協議事項
 島袋官房長
  軍連報告。
  特別売店指令要求を知事から御願ひす。
  市町村吏員も民政府職員に準ずるか。
  社会事業部の独立。
  津堅島の爆撃について、十五日毎に住民に通知すること。
 志喜屋知事
  各部の配車については委員を以て解決したい。
  松岡・官房長・財政・警察・渉外の各部局長を委員とし、来週の部長会迄に報告されたい。
 ◎農会にも酒造させて貰いたいとの陳情があったが。
 當銘部長
  酒造指令の立案者はリース中佐であるが、其時彼は農会や村にはやらさない様にとのことを云はれた。
 志喜屋知事
  農会では何故酒造をさせないと云ふ理由は判らないから、判る様に當銘部長から説明されたい。
 島袋官房長
  経済部では免許の件を早くやられたい。
 嘉陽法制審議会幹事
  法制審議会第一回の報告。
  会長當間重剛氏。
  左の五部に分けて研究す。
  自治制委会、財政・経済・社会・司法の五部。
 志喜屋知事
  社会事業課が軍医隊長の希望により部に昇格した。
 仲村部長
  屋嘉の護岸の石垣を壊して比島兵が砂を取って居る。
 當銘部長
  自由経済のため宿泊料が高いから各地に民政府の宿泊所を設置したら如何でせう。
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