戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年10月15日 
(昭和23年)
会議名
軍民連絡会議 1948年10月15日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔伊江島軍労務者爆発犠牲者の災害保証〕

  十月十五日(金)午後二時半
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長(通訳)、富名腰課長。
  軍政府 フライマス氏、吉弘女史。
諮詢事項
 軍政府
  大城哲蔵氏外一名の渡航費支払済の件。
  外七十人程の亜国渡航者が居るが許可証未着。
  交通事故。
  ヘードン准将、ドートリー大佐の住所を渡す。
 ◎行政月報提出廃止の指令。
 ◎民政府各部から軍政府係部へ提出させる。
 ◎伊江島の軍労務者爆発犠牲者は災害保証の指令により要求を提出させよ。
 ◎モービール司法部長の話によると、米国政府に対し損害賠償を要求することが出来る筈である。
  指令三十七号(一九四七年八月六日付)労務傷害賠償。
  指令十三号(一九四八年二月十九日付)に関する件。
 ◎日本から沖縄への郵便料については、軍政府で如何ともすることが出来ない。マック司令部の命令である。
 志喜屋知事
  布哇からの豚輸送について、マック司令部と米国陸軍省へお礼状を出さうと思って居ますが。
 軍政府
  マ司令部及米国陸軍省へ手紙を出す時は一応副長官に見て貰いたい。
 志喜屋知事
  アニーパイル付近の土地はチエース大佐が許可を得たのであるが、那覇市が公共建物を建てゝよいでせうか。
 軍政府
  チエース大佐の事であるから分らない。
  軍総務部にライカムから指令が来て居る。
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