戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年10月08日 
(昭和23年)
会議名
軍民連絡会議 1948年10月8日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔ララ配給品・民政府移転〕

  十月八日(金)午後二時半
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長。
  軍政府 マチウス大尉、吉弘女史(通訳)。
諮詢事項
 軍政府
  比嘉武太の移民渡航証返済。
  放送局陳情に対する回答。
 志喜屋知事
  暴風対策のお礼を述ぶ。
  各庁舎割当は民政府内で融通した。
  補給庁が軍政府と知念倉庫の両方に移転する。
 軍政府
  それで結構である。又困る時は軍政府に移ってよい。
 ◎来る十二日午前八時三十分から港川で米兵殺しの公判があるから見学者二、三人程遣こしてよい。
  見学者氏名を来る月曜日迄で提出されたい。
 ◎八重山知事からの手紙内容は、沖縄民政府の南風原チョーコー氏からピヤノを買ったから送って貰いたいと。
 志喜屋知事
  ララからの配給品を民政府の或部の職員に配給をやられたら、他部にも次第々々に配給されたい。
 ◎民政府は移転しますか。最後は那覇に移るが、上泉は五一四部隊が使用して居るから、現在の付近に研究されたい。近い中は那覇移転は困難だらう。
 ◎住民は暴風のため今後の食糧を心配して居ますが。
 軍政府
  軍政府としても慎重に研究して居ます。
 志喜屋知事
  来週水曜日はグリーン大佐と私との会見になって居ます。
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