戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年08月27日 
(昭和23年)
会議名
軍民連絡会議 1948年8月27日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔売店閉鎖保留指令〕

  八月二十七日(金)午後二時半
  出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、当山部長、比嘉局長(通訳)、富名腰課長。
  軍政府 ラブリー少佐、東通訳。
諮詢事項
 軍政府
  私は九月五日から二十五日迄の間にストワート中佐も一緒に帰米出発の予定である。
 ◎売店閉鎖保留の指令。
 ◎木材会社の船の払下げの件につき、海運部長から未回答である。若し材木・薪炭の運搬ならば工業課から軍工業部長に申請して暫定的に借りたら如何です。然うすれば軍工業課から海運部長に願ひ出る。現在船は修理中である。
 ◎郵便切手四組を御願ひしたい。
 ◎伊江島の爆弾災難の最近の報告をされたい。
 志喜屋知事
  六一部隊への労務者に関し疑義を質す。
 軍政府
  他の労務者と別であらう。
 志喜屋知事
  海運課の機構の疑義について質す。
  (海運部副隊長よりの書類につき)
 軍政府
  調査して見る。
 志喜屋知事
  与儀試験場のモータープールを軍の予算でやって居たが、予算がないとのことで引揚げるとのことであるが、之を今までの通り継続させて貰いたい。
 ◎市町村長から通貨切替の時の費用を軍支出とのことで陳情を出してあるから早く支払って貰いたい。
 ◎ロータベルグ様が通訳を探してくれと頼まれたが、困難なることを御伝へされたい。
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