- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年06月30日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年6月30日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔鉄道敷設・輸送船〕
六月三十日(水)午前十時
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長(通訳)、仲里課長、富名腰課長。
軍政府 シャープ大尉。
諮詢事項
軍政府
鉄道敷設資材で交渉したが予算が削減されて資材がいくら来るか、増額をすべくクレーグ大佐と協議中である。
志喜屋知事
通貨切替は感謝して居ます。
銀行は合併になったが沖縄は先島、大島と事情が異って居る。
酒造の主管部を副長官から指令を発せられたい。
軍政府
アクトン様に廻はしたが調査して見ます。
志喜屋知事
当間重剛氏の経済部長承認方を御願ひします。
山田真徳氏の材木、薪炭輸送用船の払下げ方を御願ひす。
軍政府
民需要の薪炭は商務でやって居るが商務も船を要求して居るから出来ない。文書をよく調査して見る。
工業部の船が八重山で闇行為のため抑留されて居る。
マーテン中佐は資材交渉のためワシントンへ行った。
志喜屋知事
近き将来に実現やりそうな事業は何があるでせうか。
例 鉄道敷設。
軍政府
ブルーネーに訊ねて見る。
志喜屋知事
切替後第二段の経済政策あがりますか。
軍政府
軍政府労務者、民政府職員に俸給と照合して衣料・食糧を配給すると考究中である。
経済・補給部も合議してクレーグ大佐に行って居る。多分八月一日から実施になるだらう。
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