- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年05月28日
(昭和23年)
- 会議名
- 部長会議 1948年5月28日
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- 議事録
- 部長会議〔教育他〕
五月二十八日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、島袋官房長、又吉、比嘉、當銘、牧野(司)、瀬長(工業)、武富(公衛)、松田(商)、宮良(工務)、山城、仲村、宮里(貿)、平良、屋嘉(海運)、石橋(農)、嘉手刈(経)、玉城、平田の諸部長及代理。
協議事項
島袋官房長
軍連報告。
生死、出生、離婚、結婚の報告をせよと来て居るが公衛と総務から人口報告が異って居ると。此件から幽霊人口が起って食糧配給に関係するが。
志喜屋知事
石橋君、商務・補給部と配給の件協議されたい。
島袋官房長
十七日ウイッシュ少将が来島した。
台湾帰還者の換金についてはリース中佐がスキヤップと交渉すると。
◎民政議員選挙法を七月二十六日迄で提出せよと。
八月第一週に四政府委員会を開く予定と。
◎知事から連絡会に提出する各部の件に対しては各部長と交渉して纒らないもののみ連絡されたいと。
各部から係隊長に交渉される件は予め知事に報告し其結果も同様報告されたい。
在京沖縄連盟を通じて日本から資材を送られたしの請願をす。
前門部長
連盟は書籍等も斡旋してくれるや否や。
志喜屋知事
公文を以て交渉したい案を提出されたい。
瀬長課長
酒造は如何なるか。指令通りでやるや否や。
島袋官房長
経済部長に訊くことにする。
志喜屋知事
昨日軍財政部から私と山城・當銘両部長を呼んで、教育費は軍で一五〇万円増加した。文教部から五〇〇人分の俸給を軍政府負担に願ひ出たが之を民支出にしたいから承知して貰いたい。軍から教育税を課したら如何と民政府でも案を考へられたい。
美術学校設立の件。民政府も協力されたいと。工務部にも然るべく伝へられたいと。
沖縄中央銀行を存置して貰いたいとの意見は薄弱であると。
當銘部長
四政府財政会議報告。琉銀が四政府の公金を取扱ふこと。公金取扱の規程の件。預金に対しては所得税免除の件。
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