戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年05月21日 
(昭和23年)
会議名
部長会議 1948年5月21日 目録詳細 画像を見る
議事録
部長会議〔留学生他〕

  五月二十一日(金)午前十時
  出 席 志喜屋知事、山城、仲村、松田(商)、宮里、石橋、仲原(開拓)、池宮城(工務)、粟國(通)、當銘、平良、前門、島袋、大宜見、比嘉、又吉、平田の各部長。
協議事項
 志喜屋知事
  各部から報告すべき件があったら報告されたい。
 島袋官房長
  軍連報告。
  知事から知事公選の陳情に対してはクレーグ大佐が目下見て居らると。
  故糸数部長の死亡弔慰金の件請願。
  車増配の請願に対し軍は困難と。車の使用料の件は財政部で予算編成中。車の配車は官房でなく陸運課で取扱ふ。
  土地建物の価格を調査せよと。
  経済部長との軍連(マーテン中佐)。
  布哇から豚五五〇頭来ると。
  自由販売の件につき意見交換をした。中佐は反対意見の様です。朝鮮の例を引いて居た。
 山城部長
  米国留学生選抜報告の件。
   留学生三人  候補者三人
   研究生三人   〃 一人
  軍政府と交渉の結果、軍としては旅行が重要であると。
  マック司令部からも許可になり米国大学からも許可済である。
  明二十二日軍政府で口頭試問して決定することになって居る。留学生は決定して居る。
  軍としては沖縄以外に居る者は沖縄の留学生でないとの見解を有って居る。
 宮里貿易委員長
  布哇から牛二、二〇〇頭来ると(貿易隊長の談)。
  日本から肥料二七、〇〇〇トン来ると(マーテン中佐談)。
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