- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年05月17日
(昭和23年)
- 会議名
- 臨時部長会議 1948年5月17日
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- 議事録
- 臨時部長会議〔四政府財政部長会議他〕
五月十七日(月)
出 席 志喜屋知事、又吉、大宜見、平良、山城、當銘、石嶺(司)、玉城、平田、仲村、島袋官房長、宮里(貿)、浜元(工)。
協議事項
志喜屋知事
鬼ケ島〔喜界カ〕から山羊の輸入は如何すればよいか。
宮里貿易委員長
農務課が主となり大島政府を通じ軍政府へ交渉する。
志喜屋知事
五月二十日午後三時から琉銀披露宴がありますから全部長御案内の由。
五月十七日四政府の財政部長会議とのことである。
財政部長から次の件を願出られたい。
一、在沖縄住民の日本に封鎖された金を琉銀に移管されたいことを会議に提出されたい。
工業部の土産品手数料三万八千円を安谷屋氏に補助か又は無利子に貸付けては如何か。
大宜見部長
其金は一応財政部に収め安谷屋様は銀行から借りた方がよいと思ふ。
當銘部長
然うすべきである。
志喜屋知事
此金は補助や貸付も出来ないから財政部に収めることにしませう。
全部長
異議なし。
當銘部長
琉銀の理事会。
沖縄中央銀行を琉銀に合併の件。
護得久様の之に対する御意見は、暫く琉銀の事蹟を見るまで研究期を置かう。
私は民政府収入は沖銀に、四、五千万円程度は琉銀に預ける。戦前の国庫金庫と県金庫の様にしたい。
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