- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年05月14日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年5月14日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔知事及民政議員公選他〕
五月十四日(金)午後二時半
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉局長。
軍政府 ラブリー少佐、東通訳。
諮詢事項
軍政府
リース財政部長より保険に関する件。
沖縄厚生会の件(赤十字社より)。
當山正堅氏からクレイグ副長官にヂープをくれよとの書面を上げたが、クレイグ副長官は當山氏は部長と思ったので上げよと云はれたが部長でないから取上げる様にせよと。
◎市町村制を護得久様は見たか否か。其の原文を返へされたい。
知事が提出した知事及民政議員の公選につき研究中であるが公選は困難の様である。
志喜屋知事
デリー沖縄の跡を野嵩のハイスクールに払下げて貰いたい。
軍政府
デリー沖縄の移転は五、六ヶ月前にもあった。印刷機の移動の関係でよしたが又話が出て居るが決定して居ない。決定したら軍でも高等学校にやる。
志喜屋知事
学友の戦没者墓を団体で参詣してよいでせうか。
軍政府
私見としてはよいと思ふがクレーグ副長官に訊ねて回答する。
志喜屋知事
布哇留学生の顧問を誰にするか指令を発せられますか。
軍政府
ストワート様が東京から帰へったらクレーグ大佐と連絡するでせう。
志喜屋知事
糸数部長の弔慰金を申請しますからよろしく御願ひします。
軍政府
早く提出されたい。
又吉部長
読谷の儀間・渡慶次が立退きなら指令が出ますか。
軍政府
近い中ライカムは第一線部隊と交渉して境界を決めて指令を出す。
◎西原飛行場は返へすとのことが口頭であった。
◎議員公選の案が出来たら四政府の代表を集めて協議する。
法律権限は同一でも議員数等が異ならなければならない。米国の州のやうになる。
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