- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年05月07日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年5月7日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔選挙への陳情書他〕
五月七日(金)午後二時半
出 席 志喜屋知事、島袋官房長。
軍政府 ラブリー少佐。
諮詢事項
軍政府
交通事故の件。
◎布哇留学生の許可(マック司令部から)。
留学生の履歴書を提出せよ。
クレーグ副長官から軍政府の委員を任命する。
◎情報課の職掌につき軍の関係将校が協議したが、軍からは指示しないから其の運営方法を情報課から提出されたい。
成人教育課と連絡されたい。
知事から市町村長に通知されたい。
◎軍の墓を移動したりして居るが第七師団は移動済みであるがそこを住民が勝手に耕作してはならない。ワシントン政府から許可の来るまでは耕作させてはいけない。
◎イーグルス少将は明日十時から十二時迄での間に民政府を視察する。各部長は出迎へられたい。少将が視察の間は静粛にさせられたい。
◎ヘードン准将は来週火曜日に嘉手納飛行場から出発。知事、各部長、護得久様等は見送りをやられたい。午前八時十五分前迄にバクナービル入口に待つこと。
志喜屋知事
◎知事及民選議員の選挙を早くやられたいと陳情書を提出す。
軍政府
出来るだけ早くやります。而し選挙前に議会に如何なる権限を与へるかを研究して、其の為めに法律を作成しなければならない。時間を要することである。
志喜屋知事
此の陳情書の回答を速かにされたい。
軍政府
近い中政治行政の専門家が来ることになって居る。
志喜屋知事
米国では二世が渡航出来るが南米から一応帰省した者も再渡航出来る方法はないでせうか。
軍政府
領事が来たら訊ねて見ます。
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