- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年04月30日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年4月30日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔留学生・土地・出版規則〕
四月三十日(金)午後二時半
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長。
軍政府 ラブリー少佐、東通訳。
諮詢事項
軍政府
警察官の俸給改正指令。
◎米国留学生につきマック司令部に手紙があったが軍政府には何ともありませぬ。
ストワート氏が東京へ行って打合せて来る。
マック司令部から許可が来たら軍政府でも詮衝委員を挙げて最後決定をする。
◎食糧増配を以て職員待遇の件はウイルソン中佐に訊ねてから回答す。
◎市町村の五万円の補填は銀行を通ぜずやられたいとのことは文書を以て提出されたい。
◎映写器の件はハーバー様がやられて居る。
軍政府(リンベー氏)
土地調査の地図は之れでは判らないが。在日沖縄人の土地の報告をせよ。
負債のある人の報告をせよ。
住民に発して了解せしめられたい(財産管理法)。
志喜屋知事
市町村長に注意を発した(土地使用の時民総務部――知事――軍政府へ手続の件)。
軍政府
佐敷の少年保護院敷地を村長が反対して軍に陳情したが之等は民政府を通じて提出すべきである。
志喜屋知事
北谷の労務者収容所は北谷村民に当てゝ貰いたい。
軍政府
第一航空部隊で働く家族を住まはせるが一人は必ず労務に従事しなければならない。メージャーベリー氏に村長は会って陳情されたい。
◎農作物の賠償を云って居るが許可した土地でないから許可するわけには行かない。
志喜屋知事
◎當山様にヂープを与へよとクレーグ大佐は云はれて居るが、輸送隊長のアンダーソン氏は出来ないと云って居るが如何しますか。
◎大東島の事務所は同所の費用で久場崎に置かされたい。
軍政府
久場崎の係将校のメジャージョン氏に陳情しなければならない。文書を以て提出されたい。
志喜屋知事
国頭の奥間・桃原の保養地交換の件は如何なりましたか。
軍政府
陳情人が来て居たが変更出来ないと云った。
クレーグ大佐から文書を以て回答する準備をして居る。
富名腰情報課長
出版規則は如何なったか。
軍政府
未だ出来上って居ない。近い中に出来上るだらう。
志喜屋知事
財政部の車払下げは如何なりましたか。
軍政府
リース中佐(財政隊長)がやって居る。
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