戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1948年04月16日 
(昭和23年)
会議名
部長会議 1948年4月16日 目録詳細 画像を見る
議事録
部長会議〔機構・土地〕

  四月十六日(金)午前十時
  出 席 志喜屋知事、島袋官房長、山城、平良、瀬長(工業)、宮里、當銘、高嶺、石嶺(司)、石嶺(海)、仲原(開)、文化、商務、安次富(社)、池宮(工務)、石橋(農)、玉城(水)、當銘(労)、平田、大宜見、又吉、比嘉秀、仲泊(衛)。
協議事項
 島袋官房長
  軍連絡会報告。
  米・沖人間の結婚禁止。
  ドラム罐調査の件。
  ウイルソン中佐と機構の疑義についての応答。
  民政府職員の淘汰される人は軍政府で採用するとのこと。
  貿易は沖縄からの見返り品しか輸入しないとのことに対し、ウイルソン中佐は何等かの方法で解決するだらうと。
  民政府機構は工務部は民工務部と軍工務部の代行者であると。
 大宜見部長
  薬品課は如何なるか。
 比嘉通訳
  従前通り衛生部に属すと。
 志喜屋知事
  ドラム罐の調査は如何なるか。
 島袋官房長
  民間の分は今月中に補給部、行政課が協力して調査することになって居る。
  学校、病院も調査をお願ひします。
 志喜屋知事
  補給部は各部からの報告を纒められたい。二十三日迄に報告すること。
 島袋官房長
  二十四日の民政府創立記念日行事につき庁舎配置の件。
 大宜見部長
  機構改革につきての意見を述ぶ。
  食生活を取上げられたい。
  俸給生活者の生活安定を考慮されたい。
  統制経済の責任を以て貰いたい。
  知事の下にある諸団体が知事を排斥等することがあってはならない。知事は断固とされたい。
  土地に関する対策があるや否や。取りほうだいになり勝である。
 又吉部長
  回答す。
 大宜見部長
  土地が解禁なったら総務は衛生・工務と合議されたい。
 山城部長
  俸給者の食生活、増俸の件。
 島袋官房長
  護得久様と各部長との連絡も緊密にされたい。
 當銘(財)部長
  車がないので仕事が困難である。
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