- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年03月30日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年3月30日
目録詳細 画像を見る
- 議事録
- 軍民連絡会議〔土地所有権認定他〕
三月三十日(火)午後二時半
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉秀課長。
軍政府 フライマス中尉。
諮詢事項
軍政府
交通事故の件。
沖縄人民党について、南部琉球の人民党と如何なる関係があるか調査されたい。
バクナービルの土地調査書添付書類。
ヘードン准将の頭のサイズ。
近く沖縄へ来る大島知事一行の人員は次の通り。
知事及同夫人、子供二人、子守一人、秘書一人、通訳一人。
南部琉球の人員は不明である。
志喜屋知事
伊平屋村への配船方陳情。
◎那覇住民地区解禁方陳情。
二中裏楚辺、元台南社宅付近、盲唖学校付近。
軍政府
誰を住まはすか。
志喜屋知事
那覇市長は那覇市一般住民を住まはせ度いと云って居る。
軍政府
近く土地所有権が認定さるれば所有主が其使用を主張する様になるのではないかと思ふ。又元の所有地が軍施設等のために使用を許されない様な人々への住宅地を如何するかと云ふ問題も今から研究する必要があると思ふ。
志喜屋知事
元の血清所付近も解禁する様陳情する。
軍政府
調査して見ます。
志喜屋知事
情報課用消耗品の請求方。
軍政府
軍補給部から民補給部へ払下げてあるとの事だから民補給部から受領されたい。
志喜屋知事
新機構の指令はまだ来ませんですが。
軍政府
財政部から何とも云って来ない。四月一日迄で来なければ結局今の通り続けるのではないかと自分は思ふ。
志喜屋知事
横浜の国際軍事裁判で死刑を宣告された沖縄出身兵七人の再審の請願を提出しました。
軍政府
如何してよいか自分は全然判らない。ドートリー大佐に訊ねて見ます。
上へ戻る