- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1948年01月21日
(昭和23年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1948年1月21日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔純行政費・復興費〕
一月二十一日(水)午後一時
出 席 志喜屋知事、島袋官房長、比嘉秀課長、安谷屋部長。
軍政府 ウイルソン中佐、仲村渠ヨシ子様。
諮詢事項
志喜屋知事
帽子原料の紙より〔こより〕をお願ひします。
軍政府
日本も紙原料が不足で困って居る。六ケしいでせう。
安谷屋部長
帽子一個の原料四三円、編賃九〇円、五割の税金加へて九〇〇円の値段であります。
志喜屋知事
純行政費とは如何なる範囲を云ひますか。
軍政府
民政府自体に要する費用を云ふ。通常政府が経営運営すべき経費である。道路の修理(非戦破壊)、衛生費等。
復興費は戦争のため破壊された建物等及道路等。
志喜屋知事
復興事業と民行政をやる人には俸給を復興費からも支出して貰いたい。又復興費の仕事をやる人は復興費から人件費を支出されたい。
軍政府
復興費に従事する者は復興費から支出すると思ふ。
復興費と民行政を兼ねて居る者は民行政費から出ると思ふ。
何故なれば計画は民政府でやるから。
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