- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年12月24日
(昭和22年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1947年12月24日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔平和会議・通貨切替〕
十二月二十四日(水)午前十時
出 席 志喜屋知事、又吉部長、比嘉秀課長。
軍政府 ウイルソン中佐。
諮詢事項
軍政府
マック司令部で沖縄を救済すべき件につき議会に提出すべきことを講義した。
占領軍代表者が集って議会に提出すべき案を陸軍省で協議した。
引続き一年に二〇〇〇万弗宛沖縄のため支出す。
三年乃至五年程である(秘密である)。
欧州は餓死して居る程で米国では欧州に重点を置いて居るが沖縄も同様に救ふべく努力した。
若し沖縄が米国の信託になれば毎年一、五〇〇万弗宛支出することになった。
志喜屋知事
平和会議は何時頃開かれるでせうか。
軍政府
マック司令部の方を総合すると三ヶ月乃至六ヶ月後のことでせうか。
志喜屋知事
来年度の予算が削減されて困って居るが復興予算は軍支出に御願ひしてありますからよろしく御願ひします。
◎通貨の切替は見込みありませぬか。
軍政府
◎マニラを通過してマック司令部に行って居る。
豪州への牛の件は打電しました。三ヶ月程かゝるでせう。
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