- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年08月08日
(昭和22年)
- 会議名
- 部長会議 1947年8月8日
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- 議事録
- 部長会議〔結社・税金・倉庫・建築〕
八月八日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、平田、糸数、當銘、平良、仲村、安谷屋、大嶺(水産)、大宜見、桑江、山城、當山、又吉、牧野(司法)、宮里(財政)、池宮城(工務)、宮里(貿易)、山田、農務、比嘉秀の各部長及代理者。
協議事項
志喜屋知事
貿易庁の機構改革により同委員長に宮里委員が昇進し、宮里委員の後任に原國様が就任することになりました御紹介します。
◎民政府職員の自粛自戒する様各部長でよく監督されたい。例せば職員の役得とか株主になるとか等の如きもの。各部長から全部員に至急御注意相成る様願ひます。
◎結社がされつゝある。此際各部長は慎重の態度を取られてやられたい。軽挙妄動は慎しむべきと思ひます。
◎軍政府との連絡会議を秘密にして居るとか云はれることも聞くが決して斯ることはありませぬから御承知相成りたい。
◎私自身は政党を作りませぬから然る可く御承知相成たい。軍政府から結社しなければ殺すぞとの外は作らない。
島袋官房長
所得税改正につきての指令が来ました。
宮里財政課長
改正の報告をなす。
比嘉農務部長
農務関係に関する耕作税があるが軍労務者には無税であるが矛盾して居る。
現在一坪十五銭の耕作税は無理であるから半額以下に訂正されたい。
開拓生産に必需生産品に課税することはいけない。
家畜輸入の税金が高過ぎる。
財政部で陳情することを御願ひしたい。
軍政府の総税額を聞かれたい。
島袋官房長
◎特別給与規程がヘードン准将も許可になった。
民政府からの委員は労務・司法・衛生の三部。
◎共済組合は強者が弱者を救済する意味に於てかけ放しにしたい。
◎一九四八年の第三期の予算を提出されたい。
◎結社の届出の件。
◎台湾帰還者の所持金を早く中央銀行に封鎖せよと。
◎円覚寺の鐘が帰還すると。
◎天願倉庫が民政府に移管になると。
平良部長
天願倉庫が九月一日から民政府に移管することになって居る。
松岡部長
今度の建築
q・m 一〇〇棟
NOB 一五〇〃
勝連 一三〇〃
バクナービル 五〇〃
ライカム 三〇〇〃
那覇 二五〇〃
以上を建築して後住民の住宅を建設す。
大宜見部長
伝染病予防対策につきて。
志喜屋知事
議会を召集したいが諮問事項でもありましたら来週中に提出されたい。
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