- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年07月11日
(昭和22年)
- 会議名
- 部長会議 1947年7月11日
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- 議事録
- 部長会議〔復興事業費他〕
七月十一日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、又吉、大宜見、安谷屋、山城、比嘉永、仲里(文化)、石嶺(司法)、宮里(財政)、池宮城(工務)、玉城、當銘、平田、仲村、糸数、比嘉秀、島袋官房長、山城(補給)、山田、大嶺(開拓)の諸部長及部長代理。
協議事項
島袋官房長
日本新聞を一新聞一五〇〇部宛の三種類送るべくフレイマス中尉から打電された。
鉄屑蒐集の時支那人から邪魔があったら軍政府に報告せよと。
結社は出来るが而し其党主、綱領、人員、創立月日等を軍政府に提出して認可を得よと。
軍政府ではミニッツ布告も研究して訂正せんと思ふと。
配給適性利用の件につき報告をしました。
復興事業費は六月の年度末で決算になった。
山田部長
復興事業費を社会事業費の剰余金で補充するにつきて説明す。
剰余金三〇〇万円あるが之から四〇万円余り補充せよとのことである。
各部仕事を為すために通貨を放出すると却而インフレーを増長することになる。故に生産物資の供出及闇の取締りを強固にしたい。四〇万円余りの支出は出来ないと思ふ。
志喜屋部長
山田部長と接渉するから一、二週間程猶予されたい。
供出、闇取締及各部の予算等につき意見の交換をされたい。
山城課長(補給部)
車が不足で残業をさせると彼等に対し心付をやって居る。七〇台の車が動けば仕事は順調に運ぶ。
之の件につき軍政府にも御願ひしてある。
大宜見部長
闇防止につきては各部で研究して次回に提案したら如何なるものか。
全部長
異議なし。
糸数部長
生活安定を調査したら一人当一二〇坪を自給農家として居る。
仲村部長
監察官を設置して監督させたら如何なるものか。
島袋官房長
出勤の悪いのは遠方よりの通勤者が居るためである。
仲村部長
金武及中城に惹起せる事件の報告。
金武はヘードン准将の車中からの盗難、犯人挙る。
中城々址に停留し置く米人ヂープからの盗難、犯人挙る。
池宮城課長(工務)
漫談のみに亘らず時間を尊重し民の声を聞いて部長会はやられたい。
島袋官房長
工務部長の意見か。
池宮城課長
然り。
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