- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年06月11日
(昭和22年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1947年6月11日
目録詳細
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔開拓庁予算・石炭・薪炭〕
六月十一日(水)午前十時
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉翻訳課長、糸数部長。
軍政府 ウイルソン中佐。
諮詢事項
志喜屋知事
◎開拓庁の予算支出の件お願ひします。
軍政府
財政部隊長に話しましたらマニラに回付してあるが許可が来なければならないと。
◎クレーグ副長官に直接お話して米軍の資金から融通したら如何と文書を以て提出しました。近く解決するだらう。
志喜屋知事
家畜舎を住民近くに作る件につき一、二週間程研究させて貰いたい。
天願のN・O・Bの労務者は各村割当をなし義務的にでもしなければならないと、労務部と研究中であります。
軍政府
那覇港の如くカンパンの村でも作ったら如何ですか。労務者には善悪の者が混淆し善良なる労務者迄も嫌疑されるので出勤が悪いだらう。
糸数部長
石炭は貿易庁を通ぜず直接商務と取引す。値段は一噸一五〇円。戦前は二五円であった。
八重山の物価は沖縄では1/3である。
先島、大島とは出来得る限り貿易庁を通じて取引したい。
石炭は貿易庁を通すと七五円(一トン)が相場であると思ひますが、石炭のみであればよいが今後薪炭等も然うなるといけないと思ひますが。
軍政府
貿易庁を通ぜず直接取引やった理由は。
貿易庁は金がない。今凍結になって居る。
石炭、薪炭は必要を感じて居るから、貿易庁が金がなければ軍政府は直接取引しなければならない。
リカート氏の意見は工業は目下燃料が必要であると。石炭は薪よりも三倍の熱量がある。
薪の値段と比較すると石炭の値段は最と高くなるべきであると。
糸数部長
野田氏は積荷噸をとりたいが而し戦前は積荷の七分を減ずる計算であった。私としては受取噸数で計算したい。
軍政府
値段の一五〇円は決定した。
積込噸か受取噸の計算にするかに関しては野田氏と打合されたい。
◎私は打合せの上であると思って居た。
薪炭に就きても交渉したが八重山の朶は無償で上げるとのことである。
一、貿易庁に資金が無いため。
二、工業用として薪よりも石炭は有利であること。
三、石炭は工業用にし薪炭は住民用に使用させること。
安谷屋部長
◎刺繍、貝細工、人形等の手芸品を作らせたいので資金が欲しい。
軍政府
文書にして提出されたい。若し資金が得られなければ売店の利益から一割でも充当したら如何ですか。
◎知事から副長官宛提出されたい。
志喜屋知事
石炭は民政府でやるか民間でやるか研究して申請するからよろしくお願ひします(野田氏の蓄炭は三、七〇〇トン程であると)。
軍政府
◎野田氏の四、〇〇〇トンがなくなったら其後の民政府に於ける経営方法を研究しておかれたい。
◎島内生産品の配給は円滑に行われて居ない。
軍政府の関係将校で研究した結果クレーグ副長官に提出してあるから近い中に知事に指令が来ますでせう。
◎研究の結果生産者に幾何かを与へて供出をさせる。
知事、副知事、糸数、農務の諸関係部長と協議して実行の連絡をよくやられたい。
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