- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年04月25日
(昭和22年)
- 会議名
- 定例部長会議 1947年4月25日
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- 議事録
- 定例部長会議〔コカ園・土地耕作分配〕
四月二十五日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、又吉、仲村、山城、宮城(工業代)、宮良(工務代)、玉城、比嘉永、當銘、平田、糸数、護得久、西平(公衛代)、新里(文化代)、島袋官房長、山田、平良、前門の各部長。
協議事項
志喜屋知事
去る火曜日午後三時クレーグ大佐から呼ばれて、羽地のコカ園を開拓せんとするが邪魔するものがあるから犯人を検挙して報告せよと。
各部長は今後斯る仕事をするに類似のことがあるかも知れないから御考慮を願ひたい(知事より各部長への御注意)。
比嘉農務部長
コカ園は五一町歩あって中耕地三〇町である。コカ園の問題につき真相を説明さる。
古我地・我部祖河の住民が焼いた。原因は羽地村民が開拓したいの意志である。
開拓庁を邪魔扱にして居る。帰還者の誤解等もある。
仲村部長
コカ園に対する調査報告をなす。
前門部長
土地耕作分配の件につき時々平安座等に問題が起る。
糸数部長
五月から復帰還者があるとのことですが土地耕作分配の件につき考へられたい。
比嘉部長
耕地と人口の密疎を睨合せて、調節を計りつゝある。
志喜屋知事
クレーグ副長官の話によると真和志村の強盗の件は極刑に処すとのことである。
車の違反者の理由を報告せよと。
松岡部長
休日も電話開通を願ひます。
平田部長
考慮します。
護得久部長
台湾からの帰還者の所持する旧券交換の件。
財政部係将校の話によると一人宛一、〇〇〇円の物資を社会事業を通して給与するとのことである。
持参せし金は此の給与物品により全部無効とすと。
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