- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年04月18日
(昭和22年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1947年4月18日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔民政府創立記念・ペリー村〕
四月十八日(金)午後二時半
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉翻訳課長。
軍政府 フレイマス中尉(レートン中佐代)、東通訳。
記録者 喜瀬事務官。
諮詢事項
軍政府
◎五日に受領した教員の俸給是正案に付きては現在財政部に於て研究中であるから結果は後で報告する。
真和志村近くに在る家屋に関して。工務部が使用するのを止めたらしいが、工業部に使用させたいが如何なるものか。
又吉部長
工務部は放棄したのでなく拡張して又使用するらしいから当方では分らない。
島袋官房長
来る二十四日午後一時から民政府創立記念の式典を民政府に於て挙行するがクレーグ副長官の御訓辞を御願ひしたいからよろしくお伝へをお願ひします。
軍政府
招待すべき人々は誰々か。
志喜屋知事
ポスト中佐は「クレーグ副長官並に其幕僚及各部長」と云ふことでしたが。
軍政府
家族同伴は如何ですか。
志喜屋知事
全部で二十人程にしたいと思ふ。此の件に就きてはもっと勉強して次の月曜日にレイトン中佐が来られてから打合はすことにしませう。
◎海軍々政府時代の農務部係将校であったガラストン様から軍政府を通して御手紙を戴きましたが、其文中に「沖縄人と米国人と直接文通が出来るかどうか」軍政府の返事を要求して居るが私からの返事に必要でせうか如何。
軍政府
知事の方からも沖縄人と米国に居る米国人との間に直接に文通は出来ない旨を返事されたらよいだらう。
又吉部長
地図で新設予定のペリー村の位置を説明す。
軍政府
二十一日から二十六日まで読谷山ホーロ飛行場で対空射撃演習を行ふから、住民に注意を発して貰いたい。
又吉部長
現在金武湾に在る具志川村役場の建物を平良川に移転したい旨具志川村長から陳情して来て居ますが差支へないでせうか。
軍政府
既に貰ったのであるから移しても復役場として使用するなら差支へないでせう。
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