- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1947年04月18日
(昭和22年)
- 会議名
- 定例部長会議 1947年4月18日
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- 議事録
- 定例部長会議〔税制・バス・うるま新報独立〕
四月十八日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、島袋官房長、糸数、平良、當銘、玉城、稲嶺(社会事業部)、澤岻(農務)、宮良(工務)、警察(代)、平田、當山、大宜見、山城、仲宗根(総務)、當銘(財政)、工業(代)、仲原(開拓)、比嘉秀課長、又吉の各部長。
協議事項
島袋官房長
二十四日の記念日の件。
当日は休業にして午後一時から記念式挙行、後余興、祝賀会。
軍政府からクレーグ副長官及幕僚各隊長を招待す。
議員輸送の件。
親ケ原の職員住宅の余分に軍政府労務者を収容すと。
石油其外の日用品配給に就き軍政府へ請願す。
ペリー村を設立せよとのことである。
税制問題は如何なったか。
當銘課長(財政)
税制案の提出期間が短かった為め如何とも出来なかった。
當山部長
税制につき民意を聞く必要はなかったか。
當銘課長
民意を聞く期間がなかった。
糸数部長
売店にピストル携帯を軍政府に陳情した。
松岡部長
民営のバスの件。
軍政府の意向として戦前のバス経路を元の経営者に運営させると。若し元経営者のみに経営せしむれば外の人々から不公平であると云ふ声も聞ゆるが如何にするかと質ねたら、軍政府曰く、今権利を与へるのではなく只現在運営するには経験者がよいから元の人々に運営させるのであると。
大宜見部長
道路は経営者に分けあってやらしたい。
又吉部長
営利のみでなく民衆本位に普遍的にさせたい。
松岡部長
平尾バス五台、外各三台で計一七台。
ガソリン一ガロン六哩を走る。
澤岻課長(農務)
四、五、六月の甘藷の生産予想高は三月の50%で其理由を付して補給部に提出をしました。
山城部長
農村青年が離農浮薄の精神を抱いて居るが是を是正されたい。
澤岻課長
全般的から此の精神を是正したい。
當山部長
青年会を組織して是正したい。
山城部長
軍政府の命に依り二〇校に男女共学をしたい。
又吉部長
四月から知念務務〔ママ〕(一、〇〇〇円余り)廃止。
うるま新報の独立(一四、〇〇〇円余り)。
計一五、〇〇〇円余り総務部予算から削減した。
當山部長
演芸団は村長に任した。
営利的の劇場連盟につき山師的にならざる様注意されたし。
将来は劇場は許可制にされたし。
當山部長
劇場連盟は解散しました。
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