戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年12月27日 
(昭和21年)
会議名
定例部長会議 1946年12月27日 目録詳細 画像を見る
議事録
定例部長会議〔久場崎閉鎖・俸給改正案〕

  十二月二十七日(金)午前十時
  出 席 志喜屋知事、島袋官房長、仲村、松岡、山城、糸数(代理)、當銘、玉城、大宜見、當山、比嘉秀、司法(代理)、平田、護得久、安谷屋、比嘉永の各部長。
協議事項
 志喜屋知事
  一、職員住宅建設の件。
  一、部長方も早く移転せられたし。
 島袋官房長
  経済部会の経過報告。
 志喜屋知事
  各部の出席簿用意しありや。
  時折拝見したい。
 大宜見部長
  明日の議会に公衆衛生部諮詢案を宿題として提出したい。
 島袋官房長
  明日の議会の順序を説明す。
 大宜見部長
  台湾からのレプラ十七人を愛楽園に収容した。
 護復久部長
  金銭上関係の時は財政部にも連絡されたし。
  帰還者の一時預金の引出の例を以て説明す。
 又吉部長
  帰還者受入は大体済んで久場崎は明日閉鎖す。
  キャステロキャンプは暫く残して事務を取る。
 志喜屋知事
  改正俸給案で十二月分だけは提出する様にとのことである。
   一、改正案は相当の懸隔があるから斯くの如くしては人心動揺を来さんとも分らないから後二ケ月は待たれたい。
   二、予算内で俸給段階は民政府に委す。
  以上を理由に陳情したら如何と思って居るが。
 松岡部長
  開拓部は東恩納に置いたら如何とあったが。
 志喜屋知事
  國場氏援助の件。
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