- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年12月18日
(昭和21年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1946年12月18日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔人事・俸給改正案〕
十二月十八日(水)午前十一時
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉翻訳課長。
軍政府 ウイルソン中佐。
諮詢事項
軍政府
十一月分の予算は通過した。
八重山伐採隊長マチウス中佐の通訳の予算も通過した。
◎通訳の知念氏が首里に居るや否やを確かめること。
志喜屋知事
水田開拓委員長の件昨日申請しましたから、宜しく御取計を願ひます。
軍政府
多分許可になるだらう。
志喜屋知事
我謝氏を与儀の試験場長にお願ひしたい。
軍政府
農務隊長及農務部長に話をつければ私は異存はない。
志喜屋知事
今度の俸給改正案で教員の俸給が引下げられて居るが何とかよい方法をつけて戴きたい。
軍政府
今度の俸給改正案は、リース及バックマン両中佐(財政部隊長)が作ったが之は米国文官によって作れとの指令に基いて作った。其の指令を超ゆることは出来ない。文書を以て実情を述べて請願せよ。
沖縄の教育家は立派な教育を受けて居ることも知って居る。話はやって見る。
志喜屋知事
酒造は護得久部長から現在通りと来ましたが。
軍政府
リース中佐(財政部隊長)が酒造は産業でなく工業に属するものであるからと工業部に移した。指令を改正することは出来ない。
◎移管準備として二、三ケ月は財政部にさせる。
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