- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年11月22日
(昭和21年)
- 会議名
- 定例部長会議 1946年11月22日
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- 議事録
- 定例部長会議〔復興事業・寄付・新聞社〕
十一月二十二日(金)午前十時
出 席 志喜屋知事、島袋官房長、玉城、當銘、平田、山城、前門、比嘉永、安谷屋、護得久、糸数、比嘉秀、仲村、當山、松岡、又吉、大宜見の各部長。
協議事項
志喜屋知事
毎週金曜日に定例部長会議のあることを軍政府に連絡して置いた。
本日午後二時クレーグ副長官が民政府を視察する。
伊藝秘書課長
復興事業に対し民政府職員寄付割当の件につき説明す。
大宜見部長
財政部で天引せず一応各部に俸給を渡して後各部で纒めて収さめさせられたい。
護得久部長
各部から財政部に寄付金を収めなかった時は如何するか。
山城部長
寄付に対する主意書を出して欲しい。
糸数部長
主意書を出して貰いたい。
島袋官房長
此の寄付の顛末事情を説明す。
護得久部長
寄付者名簿を作って署名まで願ひたい。
復興計画事業につき当部から系統的計画を提出して貰いたい。
志喜屋知事
毎月事業進捗報告をやります。
軍政府要人へクリスマスの贈物の件。
部長住宅が空家になると一つは貿易庁に利用させたい。
新聞社も一つは欲しい。
松岡部長
部長がカンセットに移転せざるものは取上げて新に処置したら如何。
志喜屋知事
然り取上げた方がよい。
大宜見部長
自分の分は衛生部職員の合宿所にする。
志喜屋知事
全部の合宿所を作る。
食堂合宿の件は委員付託にします。
労務部に人事相談所を設置することになった。
新垣課長(労務部)
人事相談所設置案に対する説明をなす。
當山部長
自分で就職出来る者は其部でよい。
大宜見部長
求職者を満たす事業を起すのが根本である。
失業対策につき各部長は研究されて貰いたい。
護得久部長
七、八、九月の予算が平均月二四〇万程残って居る。故に十月分の予算が三〇〇万円程削減された。
予算と消化との関係を考へて御提出を乞ふ。
志喜屋知事
提出すべき書類は早く提出されたい。
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